みんなのスクエアで初のコンサート

がまだせコン

みんなのスクエアで歌とトークを楽しむ市民

 須賀川市に縁があり、震災以降、毎年須賀川市の老人福祉施設を慰問活動に訪れている長崎県在住のミュージシャン川田金太郎さんらは29日、「須賀川がまだせミニコンサート」を市役所みんなのスクエアで開き、約100人の市民が歌とトークを楽しんだ。みんなのスクエアを利用したコンサートは初めて。
 小中学校・介護施設などでライブを行っている須賀川の歌姫藤居ジュンコさんや諫早市を中心に活動しているシンガーソングライターのごつうゆかさんが市民のためにと歌を披露した。
 川田さんは「地震にやられ、津波にやられ、あげくの果てに原発で追い出された。こんな目に会うなら長生きなんてしない方が良かった」とインタビューに応えるお年寄りのコメントを聞き、「歌とおしゃべりで元気を届け励ましたい」と毎年、市内の老人福祉施設を訪れ、今回で7回目を数える。
 長崎県知事や市町から「数多くの困難を乗り越え、復興に向けて努力を続けてこられた皆さんに敬意を表します。地方の方言でがんばろうを意味する、がまだせの気持ちを糧にしていただき、一日でも早い復興と笑顔が増えることを願っています」とのメッセージを読み上げ、橋本克也市長に手渡した。
 橋本市長は「金太郎さんお帰りなさい。須賀川市にゆかりのある方が市民を励ますためにおいでいただき心から感謝します。故郷は場所ではなく、人だと思います。私たちが金太郎さんの故郷となれるようがんばります」と感謝を述べた。
 藤居さんが中島みゆきさんの代表曲「糸」とオリジナル曲で開会し、澄んだ美しい歌声を披露した。
 川田さんは「I LOVE ながさき」、「顔を上げて」、「花は咲く」など全7曲、ごつうさんと一緒に披露した。
 さだまさしさんを師匠とする川田さんはトークでも会場を大いに盛り上げていた。
 また7月1日午後2時からは「長崎・須賀川~絆コンサート」をギャラリー&カフェTOKUZOで開く。
川田さんはじめ、ごつうさんと藤居さん、須賀川を中心に活動展開しているおやじバンド・ミントジャムが出演する。入場料1000円(コーヒーと長崎のおみやげ付)。