市文化センター耐震補強と一部リニューアル

 開館から36年間、様々なイベントや児童・生徒、市民らの演芸の発表の場として親しまれている須賀川市文化センターは、平成26年度に行った耐震診断の結果で、「改修が必要」との判断が出され、耐震補強と一部リニューアルを含めた改修の基本設計を今年度末までにまとめる。
 28年度に耐震補強基本調査を行い、必要とされる耐震性能を備えるには補強改修での対応が可能という結果が出された。それを踏まえ、現在設備調査などを行い、補強箇所や利用者の利便性・サービス向上を目的とした一部リニューアルの内容などを検討する。
 市文化センターは、昭和56年5月の落成以来、増改築などの工事は行っていない。そのため平成25年の建築物耐震改修促進法の一部改正に伴い、26年8月から翌27年1月にかけて耐震診断を行い、県に対して報告した。診断結果は、施設全体では倒壊等の危険性が低いとされるA判定となったが、2階の客席側壁面部や3階の出入り口部などには所要の耐震性が確保できず、部分的に倒壊する恐れがあるD判定だった。
 その改善に向けて28年度に耐震補強基本調査が行われ、今後、基本設計、実施設計、改修工事と進む予定で、工事の規模や時期などについては今後検討していくこととなる。
 現在、市文化センターは行政機能移転に伴い、小ホールやリハーサル室などの復旧工事を進めており、8月には高圧受電設備改修工事のため大ホールを含めて全館休館し、9月から全館の再オープンを予定している。