開港以来初、事故で4便欠航

空港事故

滑走路で事故を起こした小型機

 福島空港で27日午後2時頃、個人所有の6人乗り小型機が滑走路で着陸時に前輪の軸が折れる事故が発生し、全日空の札幌便など4便が欠航した。全日空によると震災や天候の影響を除き、事故による4便欠航は平成5年の開港以来、24年間で初めてで、到着便で約200人、出発便で約70人の計270人に影響が出た。事故を起こした小型機の埼玉県の操縦士など2人の搭乗者にケガなどはなかった。
 国土交通省は事故につながりかねない重大な事態であるインシデントと認定し、運輸安全委員会は航空事故調査員2人を派遣、28日午前8時20分頃に現地調査に入り、詳しい原因などを調べている。また須賀川署の23人が同時刻から現場検証を行っている。なお調査による運航への影響は今のところない。
 事故は27日午後2時に着陸した小型機の機首が地面に接触。前輪部分が折れた状態で停止。管制塔へ連絡が入り、福島空港事務所は消防や警察署などへ連絡した。その後、国交省の許可を得た午後6時46分まで約4時間半にわたり滑走路を閉鎖した。現在は通常通り運航している。
 全日空は仙台ー大阪伊丹便などの臨時便を設定し、利用者を無料のリムジンバスで仙台駅に送迎したほか、郡山駅まで同様に送迎するなど対応に当たった。
 事故を起こした小型機は定置場の埼玉県ホンダエアポートから午後1時頃出発し、午後2時頃、福島空港に到着、飛行目的は「プライベート」と申請していた。