市民交流センター進捗順調

交流センター

ウルトラフロアから撮影した交流センター現況

 須賀川市の市民文化復興のシンボルで中心市街地活性化の中核施設として完成が待ち望まれている市民交流センター「tette(てって)」は、工事初期段階での地中障害などの影響で工期が約3カ月遅れてはいるものの、概ね順調に進み、今年9月には鉄骨が組み上がり概要を確認できる状況となる。
 「tette」は「人を結び まちをつなぎ 情報を発信する場の創造」を基本コンセプトに、図書館や公民館などの生涯学習機能や子育て支援、市民活動団体支援、にぎわい創出など多くの機能を併せ持つ複合型施設として建設が進められている。
 最上階の5階には須賀川出身で特撮の神様と呼ばれる故円谷英二監督を検証するミュージアムも建設され、基本設計などに係る予算が6月市議会で承認された。
 基本設計段階から多くの市民の声を取り入れるため計33回のワークショップを開き、高校生から一般市民まで延べ369人が参加して、それぞれのテーマで意見交換し、その声が施設に反映されている。
 現在着工中の鉄骨組み立ては図書スペースや円谷ミュージアムが入る西工区と公民館など多目的利用施設がはいる東工区に分けて進められ、西工区は組み立てが終了し、外装工事が始まった。松明通り側に面するテラスが特徴的な東側工区は公民館機能など多目的利用施設が配置され現在2階部分の組み立てが順調に進んでいる。
 東側部分には機械室などの地下スペースがあり、同所の掘削時に地中障害などが発生して工事の遅れにつながった。
 鉄骨組み立て工事は8月いっぱいで概ね完了する見込みとなっており、9月からは外装・内装工事が本格化するなど徐々に概要が見て取れるようになっていく。
 6月議会冒頭で橋本克也市長が現況と工事の遅れを報告したが、地中障害などのほかは概ね順調に工事が進められ、悪天候など不測の事態が起きない限りはこれ以上の工事の遅れはない見込み。
 予定通りの進捗となれば外装工事は年明けにも完了する予定で、来年夏前の完成が期待される。