新議場で「活発な議論に期待」

新議場開場

広瀬議長が開場を宣言した新議場

 須賀川市議会は1日の6月議会開会前に新議場開場式を開いた。広瀬吉彦議長は「新しい議場で議会と市当局が活発に議論し、市民本位の政策や条例策定、市民協働のまちづくりにつながるものと念願しております。ここに議場開場を宣言します」とあいさつした。
 東日本大震災により旧庁舎が利用できなくなり、震災後から市議会は岩瀬市民サービスセンター議場に移動して定例会や臨時会を開いてきた。
 新議場は40席の傍聴席から議員と市当局との討論を横から一望できる対面式に配置となり、小さな子ども連れでも気軽に来場できる完全防音のみんなの傍聴席、車いす利用者も傍聴できるユニバーサルデザインなどの工夫を凝らした。
 議場の随所には市のシンボルでもある江持石や赤松、牡丹をイメージしたデザインも施され、議員、市職員、傍聴者が須賀川らしさを感じながら議会が進行される。
 議会開会前に開かれた開場式で広瀬議長は震災以降の状況を振り返りながら「困難な中での議会運営に協力いただいた議員各位と市当局に改めて感謝します。新しい議場での議会開会により、市議会の活性化がより図れるものと大いに期待でき、活発な討議が交わされ、市民協働のまちづくりが進展できるよう念願しております」とあいさつした。
 開場式に合わせて市部課長が自己紹介し、全国市議会議長会表彰を受けた3議員に賞状を伝達し、予定よりも約4分早く6月議会が開会した。
 新議場での初めての議会開会とあって、あいにくの雨にも関わらず傍聴席の半分以上が埋まる20人超の市民が足を運んだ。議員後援会役員らが中心で、「新しい議場での活発な議論を期待します」、「議場全体が見渡しやすくなって、また傍聴に来たいと思います」などの声が聞かれた。