航空機産業の新規参入ポイント

航空機産業研究会

山本准教授の解説を熱心に聴く会員たち

 航空機関連産業への参入を視野に各種事業を進める福島空港エリア航空機産業研究会の第3回研究会は23日、約20人が出席して須賀川商工会館で開かれた。
 山形大学の特任教授で相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科の山本匡毅准教授を講師に迎え、「日本航空機産業・調達の実態と新規参入の可能性」と題した講演を聴講した。
 2000年代より他に先駆けて航空機産業を調査研究してきた山本准教授は、航空機産業の市場動向、取引の特徴、新規参入の方法と事例などをプロジェクターを使いながら解説した。
 航空機産業の市場は世界的な増産傾向にあるが、ボーイングは減産しており、全体的には小型機中心にシフトしている。新規参入では発注元とのマッチングの模索が肝要で、重要なのは発注元の調達ニーズに誠実に応えることだという。また「新規参入は長期継続取引であることを念頭に、航空機メーカーの調達ニーズを分析することがポイント」と山本准教授は力説した。
 参加者は航空機産業への参入に向けて、真剣な眼差しで聴き入っていた。