
折紙の魅力を伝えたい
子どもの笑顔に幸福感
「体調が優れない時でも、 なぜか折紙をすると元気になれます。 夜寝る前にも欠かせず、 折紙のない人生は考えられないです」 と語る。
20年ほど前に、 東京のデパートで開かれた世界折紙展を見て感動したのがきっかけで、 趣味として独学で折紙を始めた。
48歳で日本折紙協会に入会。 ただ作るだけでなく、 みんなに魅力を知ってもらいたいと、 平成15年に講師の資格を取得、 市図書館や公民館など各地で折紙教室を開いている。
折紙の大会で長沼の 「奇跡のあじさい」 を表現し、 県代表として東北大会に出場して注目を集めた。
平成12年から毎月、 長沼図書館に自作の折紙を寄付し、 「四季を折る」 折紙展や子どもまつりでは景品として配り、 毎月の読み聞かせ会でも参加者にプレゼントしている。
「もしも家事とかをする必要がないとしたら、 睡眠以外の一日のほとんどを折紙に費やしていると思います。 子どもたちの笑顔を見ることが一番の幸せです」 と目を細めた。