高校生と初の「創生ミーティング」

須市高校生

須賀川についての率直な思いを交換した初めてのミーティング

 平成30年度から5カ年を計画期間とする「須賀川市第8次総合計画」策定へ、これからのふるさとを支える高校生の声を盛り込もうと、須賀川市は初めて管内高校生との意見交換会「須賀川創生ミーティング」を企画した。24日の清陵情報高校(佐藤恵一校長)を皮切りに、今月末まで順次5校で実施する。
 市は今年度末で現在の第7次総合計画が終了することから、来年度から5カ年の第8次総合計画策定を進めている。
 全国的課題の少子高齢化が市でも進行し、高校・大学卒業から進学・就職する年代(10代後半から20代前半)の若者が市外に流出したままの転出超過が顕著な傾向をみせる。
 そこで計画策定に向けたまちづくり懇談会などでの提案を受け、これから進学や就職を控えている地元の高校生から須賀川に対する率直な思いや考えを直接聞き、総合計画策定や今後の行政運営の参考とするため、初めての高校生ミーティングを企画した。
 テーマは「これからの須賀川について思うこと~須賀川には何が足りないか 須賀川に何をもとめるか」。担当職員がコーディネーターを務め、須賀川のここが好き・嫌い、印象、将来の須賀川に求めることなどを活発に意見交換した。
 最初のミーティング会場となった清陵情報高校では、3年生の久能歩君(生徒会長)、高原啓輔君(同副会長)、平田義裕君、有馬水生さん、秋葉美緒さん、根本有生さん、2年生の本名悠太朗君、関根美紅さん、1年生の栁沼昴希君、猪俣遥さんの10人が参加した。
 初めに須賀川の好きなところは「花火大会や松明あかしなどイベントがにぎやか」「ウルトラマンがまち全体でがんばっていてキュート」「自然が豊かでお店も多い」などの声があった一方で、嫌いな(直した方が良い)ところは「地域とのふれあいや関わりが薄い」「ウルトラマンに頼り過ぎる一面が」「市外(県内他地域や全国)へのイベントPRが弱い」といった意見があった。
 また将来的に子育てする環境としては「歩道が狭かったり、街灯が少なく夜道が怖い。住民の安全・安心への配慮が少ないのでは」や震災や原発事故の影響で「公園など外遊びできる場所が減っている。遊具の整備も遅れている印象がある」などの声を寄せた。
 情報発信の手法としてホームページだけでなく若者世代はラインやツィッタ―を多用し、フェイスブックはあまり使わないなどの意見もあった。
 今後の創生ミーティングは26日に岩瀬農業高校で2・3年生9人、29日に須賀川高校で2・3年生13人、30日に須賀川桐陽高校で3年生10人、31日に長沼高校で2・3年生9人が参加し、いずれも生徒会役員や将来行政職への進学を希望する生徒らが意見・要望を寄せる。
 須賀川市は今回寄せられた意見を取りまとめ、各種会議などで若者からの声として提案し、総合計画策定とともに若者定住を目指した各種施策立案などに役立てい考えである。