消防団員ら訓練成果を披露

東北水防

本番さながらに土のうなどを積み上げる団員たち

 28日に秋田県で行われる第11回東北水防技術競技大会に県代表として出場する須賀川市消防団選抜団員激励会は21日、市民スポーツ広場脇の阿武隈川河川敷で行われ、団員らは大会で披露する月の輪工とシート張工を披露した。
 東北管内における水防団の水防技術向上と意識向上を図るとともに、全国的に深刻な課題となりつつある団員の高齢化や減少に対する多角的な対策として、秋田県での「雄物川総合水防演習」の実施に合わせて東北大会を行う。市消防団の県代表出場は平成25年に続いて2回目。
 市消防団全13分団から推薦された各2人の団員総勢26人(選手19人、補助員7人)が出場し、須藤晃弘訓練部長が指揮者を務める。
 激励会は須藤訓練部長の指揮のもとで水防工法を披露し、団員らは2カ月にわたる訓練の成果として規律のとれた動きで土のうを積み上げ、鮮やかな手並みを見せていた。橋本克也市長や団員らが選手らに声援を送った。
 橋本市長は「高い技術と水防意識をひしひしと感じ心強く思います。いよいよ大会が迫ってきましたが、すばらしい成果を挙げられるよう期待しています」とあいさつした。
 善方明夫消防団長が「地域の安全・安心を守るため、地域に密着した団活動を展開し、県代表として力強く成果を披露してきてほしい」と訓示した。
 東北大会当日は午前8時半から開会式を開き、午前9時から訓練演習想定を発表、被災箇所発見・水防団出場を経て、須賀川市消防団は月の輪工とシート張り工の2種目に出場する。
 月の輪工は堤防にモグラの穴のような穴ができていた場合、周囲を土のうで囲み水位を川の水面と同じに保つことで穴からの水の浸入を減らし決壊を防ぐ。
 シート張り工は堤防の弱い部分をシートで覆い濁流による堤体の浸食被害を最小限に食い止める。
 各県選抜の全6消防団総勢120人が出場し、工法の出来栄えや競技中の規律を審査し、最優秀賞と優秀賞各1団体、奨励賞4団体を表彰する。