新庁舎に円谷選手ブロンズ像

円谷幸吉

円谷選手のブロンズ像を囲んで記念撮影

 須賀川市出身で東京五輪男子マラソン銅メダリスト、郷土の偉人として多くの市民に愛されている故円谷幸吉選手のブロンズ像(本体130㌢、台座含め約2㍍)が須賀川市役所西側入り口に設置された。新庁舎完成を記念して釜屋(近藤準一会長)が市に寄贈した。
 須賀川出身の彫刻家、故佐藤義重さん作でアリーナ内円谷幸吉メモリアルホールに設置されたテラコッタ像(約30㌢)を原型に、先月ギャラリーマスガで作品展を開いた立体造形家小林基樹さんがブロンズ像のひな型を制作した。
 近藤さんは円谷選手のテラコッタ像を佐藤さん顕彰の意味を込めてブロンズ像として後世に遺すとともに、2020東京五輪に向けてもう一度同選手の功績を遺していきたいと制作を依頼し須賀川市に寄贈した。
 ブロンズ像除幕式は15日に市役所で開かれ、橋本克也市長、石井正廣副市長、栁沼直三教育長ら市関係者、広瀬吉彦議長はじめ市議会議員ら、陶芸家の松宮輝明さん、ギャラリーマスガの増賀睦朗さん、円谷選手実兄の円谷喜久造さんが同席した。
 近藤さんに抱っこされて孫の白澤隼ちゃんも除幕に加わり、ブロンズ像が披露されるとみんなのスクエアは大きな拍手に包まれた。
 橋本市長は謝辞を述べ、東京五輪に向けて円谷選手の偉業を伝えていきたいともあいさつした。
 除幕式に立ち会った喜久造さんは、市役所周辺が円谷選手の練習コースであったことを振り返りながら、「おととい(13日)は幸吉の誕生日でした。ブロンズ像が展示され、幸吉が帰って来てくれたようでうれしいです」と話した。