井口選手が車いす3台寄贈

井口選手

橋本市長に目録を手渡す井口選手

 プロ野球千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手は8日、アポロメディカルホールディングス社長で平田村出身の我妻照男さんらと共に須賀川市新庁舎を訪れ、社会福祉事業に役立ててほしいと車いす3台を寄贈した。
 井口選手はダイエーホークス在籍時代から当地方で野球教室を開いていた縁があり、スポーツ教室や寄付活動を通じて地域の笑顔と安心できる暮らしを応援する「愛基金」の代表を務める。
 平成26年4月に新庁舎建設資金として100万円を寄付。インターネットでクラウドファンディングサイトを立ち上げ、震災で使用不能となった旧庁舎の現状を全国に発信し、募った浄財200万円を同年11月に寄付したほか、市内中学生を対象とした野球教室を開いた。
 アポロメディカルホールディングスは愛基金事務局を務め、震災後は円谷幸吉メモリアルマラソン大会協賛や市への義援金などを寄せている。
 井口選手は仙台への移動の途中で新庁舎に立ち寄り、目録を橋本市長に手渡しながら「新しく完成した新庁舎を1日も早く見たかった。完成した建物をこの目で見られて本当にうれしい。これからも震災復興に協力していきたい」と話し、橋本市長の案内で新庁舎内を見学した。
 寄贈された車いすは市社会福祉協議会を通して市民に貸し出され、小林清三社協会長は「車いすを大いに活用させていただきます」と感謝を伝えた。
 井口選手は新庁舎の施設や随所に盛り込まれたウルトラマンデザインに興味津々で、「シーズンオフの時期に合わせてまた野球教室を開催できれば」とも話した。