芭蕉記念館の「ミニ企画展」

芭蕉記念館

夏目成美作 「芭蕉像句賛」 など展示作品

 須賀川俳句文化に関する史料などを展示紹介している芭蕉記念館は31日までミニ企画展「すかがわ花の歳時記」を開いている。20日からは俳誌桔槹創刊1100号を記念して「桔槹を支えた俳人展」も開催する。
 俳聖松尾芭蕉が奥の細道途次で須賀川宿に8日間滞在し、地元の俳人らと交流を深め句会を開いたことなどから、須賀川は桔槹吟社や山暦などの団体が句作に親しみ、須賀川には脈々と俳句文化が息づいてきた。
 芭蕉記念館は須賀川俳句文化に関連する資料などを展示紹介しており、今回の「すかがわ花の歳時記」は須賀川や須賀川ゆかりの俳人の「花」にちなんだ資料を展示し、春の歳時記に親しんでほしいと企画した。
 一茶ゆかりの俳人・夏目成美による芭蕉像句賛を始め、市原多代女や鳥居美央らによる条幅や色紙、短冊、絵行燈、団扇など季節の美しい花々と名句が紹介されている。
 「桔槹を支えた俳人展」では創立同人らによる寄せ書きや戦後の紙が無い時代を乗り越え昭和23年復刊を支えた俳人らの花鳥風月を題材にした作品、創刊から現在までの節目にあたる俳誌を展示する。実際に手にとって観覧できるようコピーも並ぶ予定。
 展示作品は芭蕉記念館収蔵品や個人蔵借用品など約60点。今回特別展示される貴重な資料もあり、「俳句に親しみながら、春を感じにぜひお越しください」と呼びかけている。
 芭蕉記念館は月曜定休。開館は午前9時から午後5時まで。