ウルトラ警察隊“任務完了”

ウルトラ警察隊

感謝の記念品を受けるウルトラ警察隊員たち

 東日本大震災後の平成24年2月から県内の治安維持と住民の安全・安心のために警察業務にあたってきたウルトラ警察隊が28日を持って退任し、出向もとの各署に帰属した。須賀川署では復興支援係「ウルトラ警察隊須賀川」として延べ26人が勤務し、退任にあたり須賀川・岩瀬地方3市町村による感謝セレモニーが30日、市役所新庁舎前光の広場で開かれた。
 今年度は水口豊和警部補(46)、片寄孝志巡査部長(32)、千葉洋平巡査部長(29)、新田芳大巡査長(29)、加藤僚巡査長(27)、内田直輝巡査長(26)、須釜幸太巡査長(28)の7人が、震災行方不明者捜索や仮設住宅、災害公営住宅での訪問巡回、地域イベントへの参加、通常警らなどの業務を通して地域の安全・安心醸成に努めた。
 震災復興を陰ひなたなく支え続けてきた隊員たちへの感謝を込めてセレモニーを企画し、橋本克也市長は「ウルトラ警察隊の皆さんの活躍は私たちに多くの希望と勇気をくれました。まさしく私たちにとっての『ウルトラマン』でした。それぞれの任地に戻っても、警察官として地域に光を与え続けてください」と謝辞を述べた。
 渡辺素署長はこれまでの取り組みを説明し「県のため須賀川市のための活動にどれほど感謝しても足りない。須賀川署の輝かしい歴史として隊員たちの活動を後世まで語り継いでいきたい」と紹介し、感極まって何度も声を詰まらせた。
 橋本市長はじめ管内3市町村長から記念品、須賀川地区交通3団体代表から花束が手渡され、来場者から感謝の拍手が送られた。
 隊員を代表して水口警部補が「ウルトラ警察隊としての勤務は私たちの一生の思い出です。これからの警察業務に須賀川での経験を活かし、それぞれの任地で励んでまいります」と謝辞を述べた。