須賀川市ならではの魅力発信へ

須賀川観光

新度事業計画などを協議した総会

 須賀川観光協会(会長・渡辺達雄商工会議所会頭)の通常総会は22日、会員ら約40人が出席して産業会館で開かれ、4月6日から始まる「須賀川さくらまつり」をはじめ新年度事業計画など協議した。
 今年度は東日本大震災から6年が経過し、国指定名勝「須賀川牡丹園」をはじめとした観光施設や市内宿泊施設の利用者、釈迦堂川花火大会など各種イベントに多くの関係者らの協力で市内外から震災前と同規模の観光客を迎え開催できたと振り返る一方で、原発事故風評被害により県産品買い控えや福島空港国際便運休など未だ本格的な回復基調に転じていない状況にもあるとした。
 新年度は安全・安心な情報提供を含め、歴史と伝統ある資源とウルトラマン関連事業など、新たな資源が融合した「須賀川市ならではの魅力」を最大限に生かした観光誘客活動を積極的に実施すると共に、市第7次総合計画に基づいた事業展開など多様化した観光ニーズを取り入れ、経済波及効果の高い「滞在型観光」につながる観光資源や広域観光ルートのさらなる開発に努めていく。
 具体的には牡丹園や大桑原つつじ園、日本しゃくなげつつじ苑などを中心とした観光PRの実施、円谷英二監督の功績検証とまちなかモニュメントを含めたウルトラマン関連事業など新たな魅力発信、県内外で展開する各種イベント参加とPR展開、ホームページによる魅力発信強化などに取り組む。
 特に滞在型観光推進策として、体験メニューなどの滞在型観光に資する商品の情報収集と発信、M78星雲光の国姉妹都市提携を記念した特質ある商品や観光ルートの創出、藤沼湖周辺施設を拠点とした滞在型観光への協力を行う。
 また須賀川市新庁舎完成により、5月8日から指定管理を受託する市コミュニティプラザに観光協会選任職員を集約して効率的な事務事業を執り行うため、事務所を同プラザ内に置くよう会則の一部を改正した。
 総会で渡辺会長は「まもなく須賀川も本格的な春の観光シーズンを迎えます。さくらまつりや牡丹園など多くの観光客の皆さんをおもてなしし、昨年までのDC(デスティネーションキャンペーン)の経験を生かし、引き続き県内外に須賀川の魅力を発信できるよう、なお一層のご協力をお願いします」とあいさつし、来賓の橋本克也市長が祝辞を述べた。