大黒摩季さんサプライズ訪問

大黒摩季さん来校

児童らの歌声に感動する大黒さん

 須賀川一小(渡辺真二校長)に歌手の大黒摩季さんが15日、サプライズ訪問した。
 震災から復興した新校舎で元気な児童の姿と応援ソング「希望のうた」を聴きたいと前日の夜、同校に連絡があり急きょ来校した。
 大黒さんが登場すると、望月優花さん(6年)の伴奏で全校児童約500人が「希望のうた~カワセミのように~」を力強く合唱し、大黒さんは感動で涙を流していた。
 杉山匠磨君(6年)が「僕たちは6年間、この歌に支えられてきました。作っていただきありがとうございます。これからも一小の応援ソングとして歌い続けていきます」とお礼の言葉を述べ、小針愛子さん(6年)が花束を手渡した。
 大黒さんは「新校舎で元気な姿と歌を聴きたくなったので訪問しました。元気な歌声で感動しました。皆さんには無限の未来が待っています。市の鳥カワセミのように希望を持って羽ばたいてほしいと願いを込めて作詞しました。落ち込んだとき、元気がないときはこの歌を思い出して元気で素敵な人に育ってください。ずっと応援しています」と話した。
 同校は東日本大震災で校舎が被災し、児童らは校舎に通うことができなくなった。大黒さんは仮設校舎でがんばり続けていた児童たちを元気付けようと、第2の校歌ともいえる震災復興に向けた応援ソング「希望のうた~カワセミのように~」を提供した。
 平成23年6月、震災後に訪れたバイオリニストのNAOTOさんと交流を深めた同校が、創立140周年と合わせ、仮設校舎でがんばり続けている児童の震災復興に向けた新たな出発へと応援ソング制作を依頼したことがきっかけ。
 NAOTOさんや柏木広樹さん、啼鵬さんらが共同で作曲し、大黒さんが作詞を手がけた。大黒さんは気持ちのこもった詞をつくるため同校を訪れ、実際に児童たちとふれあい、児童や教諭の復興への強い願いや生の声、がんばりなどを共有し、復興への兆しとなる児童らの言葉を元に書き下ろした。
 平成25年3月23日には、同校の卒業式に大黒さんがサプライズで訪れ、卒業生にメッセージを贈り、児童らは力強く「希望のうた」を歌った。