俳句ポスト一般の部牡丹賞は渡辺さん

 須賀川の俳句文化伝承と発信へ昭和60年から続く「須賀川市俳句ポスト」の年間特選受賞句が9日発表された。一般の部の牡丹賞は渡辺圭子さん(須賀川市)の「少年に戻る一夜や松明あかし」、子どもの部のぼたん賞は西村怜太朗君(須賀川二小5年)の「せみの声ひかりのようにおちていく」が選ばれた。
 須賀川牡丹園をはじめ市内の景勝地や小中学校に俳句ポストを設置し、今年度(平成28年2月から平成29年1月)は一般366人3321句、子ども3372人5884句の計3738人9205句の投句があった。
 都道府県別でみると、北は青森県から南は鹿児島県まで1都1府17県と海外3人から作品投稿があり、須賀川市内は3526人から8622句が寄せられた。
 選者は桔槹吟社同人の高久田稔さん、江藤文子さん、深谷栄子さん、金子秀子さん、山歴会員の阪路卓美さん、桔槹吟社代表の森川光郎さんが務め、年間特選・秀逸・入選句を選句した。
 今回の牡丹賞は須賀川の晩秋を代表する風物詩「松明あかし」を詠んだ句を選定した。俳句歳時記の季語としては採録されていないが、牡丹焚火(昭和53年採録済み)に次いで季語として定着させたいとの想いと願いを込めて特選句に選んだ。
 特選・秀逸句の表彰式は4月末ごろに開く予定となっている。