市立博物館「雛人形展」始まる

博物雛人形展

数々のひな人形に目を輝かせる岡ノ内幼稚園の園児たち

 須賀川市立博物館の企画展「雛人形展」が7日から始まり、市内外から多くの愛好者らが足を運び、江戸時代から現代まで伝わる約300点のひな飾りを鑑賞した。3月12日まで。
 今年も徳川記念財団の協力で、徳川将軍家ゆかりのひな飾りなど貴重な7点も並んだ。
 明治天皇が徳川邸に行幸した際に、当時4歳だった17代当主家正に下賜した「毛植の虎」をはじめ、「毛植の猫」や「能見立人形」など、近代史上意義深い出来事の資料であり、人から人への優しい想いの象徴でもある貴重な史料に注目が集まる。
 ほかにも昭和45年の開館以降、多くのひな人形が寄贈され、「雛がいる博物館」の愛称で多くの愛好者から親しまれ、江戸時代の享保雛や古今雛など、当時の須賀川文化の粋を味わえる人形などが一堂に会する。
 初日は長沼幼稚園や岡ノ内幼稚園の児童らが観覧に訪れ、子どもたちは学芸員の説明を熱心に聞きながら数々の人形に心を奪われている様子だった。
 2月18日の「折り紙でおひなさまをつくろう」は現在参加(参加費300円)を受け付けている。25日午前11時からはギャラリートーク「おひなさまのおはなし」を開く。
 観覧料は大人200円、大学・高校生100円、中学生以下、65歳以上、障がい者無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは博物館(℡75ー3239)まで。