7日から博物館「雛人形展」

博物ひな人形

雛人形展に向け慎重に人形を飾る学芸員

 須賀川市立博物館の企画展「雛人形展」は7日から開かれる。特別展示される徳川記念財団協力、徳川将軍ゆかりのひな飾りなど7点が4日午前、同館学芸員により展示会場に並べられた。
 江戸時代から明治時代へと激動の時代を徳川家とともに乗り越えた貴重なひな飾りの数々が市立博物館で特別展示され話題を呼んできた。
 今年は明治20年、明治天皇が徳川家16代当主家達の子どもたちに下賜した毛植人形などを展示する。長男家正に贈られた虎、長女松子に贈られた猫の毛植人形が並び、絹糸をより合わせた毛を貼り付け精巧に作られた人形は、当時の両家の交流を感じさせる歴史的な展示品となっている。さらに家正と母泰子の写真や徳川正子所持の能見立人形など7点が並ぶ。
 学芸員らは「明治二十年行幸の節家正様拝領」など書かれた当時から使われる木箱を開き、貴重な人形を緊張した面持ちで取り出して展示会場に飾った。
 「雛がいる博物館」の愛称で親しまれる、同館所蔵の雛人形約300展も展示され、享保雛や古今雛など江戸時代の武家と商家文化が競演する。
 会期中は18日に折り紙の「おひなさまをつくろう」、25日は学芸員によるトークギャラリー「おひなさまのおはなし」を開く。「つくろう」イベントは参加募集している。
 問い合わせは市立博物館(℡75ー3239)まで。