循環バス、4月から土曜日テスト運行

須賀川市総合

土曜テスト運行などを決定した協議会

 須賀川市総合交通活性化協議会は市民の交通利便性向上へ、4月1日から3カ月間、試験的に市内東西循環バスの「土曜日テスト運行」を実施する。24日に市民温泉で開かれた第2回会議で決めた。また5月8日に開庁する市役所新庁舎へも同日から乗り入れを再開する。
 市内東西循環バスはこれまで、年末年始を除き平日運行を実施し、昨年は延べ4万人が利用してきたが、週末運行への要望が多かったことから、テスト運行として今年4月1日から6月24日まで祝日を除き3カ月限定の「土曜日テスト運行」を実施する。利用料は1回100円(小学生半額)で、運行経路などは平日と同じだが、ダイヤが東西循環6便ずつ運行する。
 東循環バス仲の町先回りは須賀川駅前発の午前7時40分と午前11時半の2便。北町先回りは駅前発の午前8時45分、午前9時40分、午後1時10分、午後2時10分の4便。
 西循環バス公立病院先回りは駅前発午前8時、午前10時25分、午後1時20分の3便。市民温泉先回りは駅前発午前9時半、午後0時半発、午後2時15分発の3便。
 3カ月のテスト運行で効果を検証し、利用状況などをみながら本格運行も視野に準備を進めていく。
 東西循環バスの市庁舎乗り入れは平成24年7月から庁舎建て替え工事のため取りやめていたが、新庁舎開庁にあわせて5月8日から再開する。これに合わせて代替としていた「八幡町停留所」を廃止し、「須賀川市役所」停留所を設置する。
 5月8日以降は東循環バスが延長12・4㌔、運行時間42分、停留所32カ所、仲の町先回り4便、北町先回り6便運行。西循環バスは延長10・2㌔、運行時間42分、停留所23カ所、公立病院先回りと市民温泉先回りともに7便ずつ運行となる。
 また震災後から国土交通省所管の地域公共交通確保維持改善事業「特定被災地域公共交通調査事業」として市内西循環バスと長沼地区循環バスを運行してきたが、応急仮設住宅の供与機関が3月末で終了となり、補助事業対象外となる見込みのため、利用状況など総合的に判断して長沼地区循環バスの廃止を決めた。
 長沼地区循環バスは平成23年度から今年度まで利用者は4089人。利用増を図るため2回の路線延長や全線でのフリー乗り降り区間設定など実施してきたが、既存のバス路線とほぼ重複していることなどから今後の利用増の可能性も低いものとみられるため、補助期間終了と合わせて事業終了となる。
 第2回会議冒頭で会長の渡辺達雄商工会議所会頭は「地域に根差した交通環境の充実がこれからも重要です。住民の足となる交通体系の活性化へ理解と協力をお願いします」とあいさつした。