26日に「文化財防火デー」

 須賀川市は26日の「第63回文化財防火デー」に合わせて、市内9カ所の防火診断査察を行う。午前中に岩瀬・長沼地区、午後から須賀川地区で実施し、県や市指定重要文化財などの管理状況や防火体制整備について調査する。
 昭和24年に法隆寺金堂壁画が焼失したことから、文化庁と消防庁が主唱する全国的な文化財防火運動を展開している。
 須賀川市においても先人が遺した貴重な文化遺産を災害などから守るため、文化財の防火診断査察などを行い、文化財所有者の防止意識の涵養を図ると共に、市民の文化財に対する理解啓発と愛護思想の高揚を図る。
 昨年末に発生した市内の石地蔵や文化財破損事件を受け、今回は管理状況や防火体制の整備について特に力を入れて協力を求める。
 防火診断は午前9時半の石背国造神社所蔵の長沼城古図と石背文庫(市指定有形文化財)からスタートし、最後の十念寺「田植塚」(同)は午後3時ごろを予定、市文化スポーツ部文化振興課、須賀川消防署、同長沼分署などが査察を行う。
 予定スケジュールと対象文化財は次の通り。
▽午前9時半=石背国造神社(長沼字豊町41)「長沼城古図」、「石背文庫」(市指定有形文化財)▽午前10時=熊野神社(梅田字岩瀬2―1)「熊野神社本殿」(市指定有形文化財)▽午前10時半=昭光寺(柱田字切屋敷2)「六角堂の厨子」(市指定有形文化財)▽午前11時=護真寺(横田字北ノ後158)「宝冠釈迦如来坐像」(県指定重要文化財)「護真寺本堂」、「不動尊画像」(市指定有形文化財)▽午前11時半=桙衝神社(桙衝字亀居山97―1)「桙衝神社本殿」(県指定重要文化財)「桙衝神社拝殿」、「神楽殿」、「隋人門」(市指定有形文化財)▽午後1時半=個人宅(北町82)「桐文木彩漆笈」(県指定重要文化財)「関下人形」(県指定重要有形民俗文化財)▽午後2時=千用寺(諏訪町15)「銅鐘」(国認定重要美術品)▽午後2時半=個人宅(諏訪町24)「絹本著色亜欧堂田善画像」(県指定重要文化財)▽午後3時=十念寺(池上町101)「田植塚」(市指定有形文化財)