写真家の眼で捉えた須賀川の遺跡

 須賀川市田中出身の写真家・村越としやさん(36)の写真展「須賀川大地に眠る記憶~写真家・村越としやが見た須賀川の古代」は12日から29日まで牡丹会館で初めて開かれる。
 須賀川市、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会(事務局・県立博物館)の共同主催。
 須賀川の遺跡や土地の記憶、魅力を写真家の眼で捉えることで、発掘調査の成果や活動を周知する目的。
 2016年の活動の一つとして、市内に縄文時代から近代に至る数多くの遺跡が点在し、発掘調査が進められる中、遺跡撮影を行い地域の歴史への新たな関心を呼び、土地の記憶、魅力を写真で発信する。
 撮影した遺跡は市内小倉の「牡丹平遺跡」、市内浜尾の「髙木遺跡」、市内前田川の「虚空蔵遺跡」。そのほか「牡丹平遺跡」で撮影した写真20点を展示する。
 村越さんは1980年市内田中に生まれ、2003年に日本写真芸術専門学校卒業。2009年に東京清澄白河に自主ギャラリー「TAP」を設立。2011年に日本写真協会新人賞受賞。2015年さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京国立近代美術館など個展やグループ展を多数展開するほか、写真集を出版している。須賀川市の観光牡丹大使を務めている。
 トークイベントが村越さんと菅野和博市文化振興課学芸員を講師に「遺跡の調査と発信~写真家の眼から~」と題して、29日の午後1時半から3時まで牡丹会館で開かれる。入場無料。
 観覧時間は午前9時から午後5時まで。