来年4月診療開始へ工事順調

公病産科・婦人会

外部足場もはずれ外観が見られるようになった診療棟

 来年4月診療開始へ工事が順調に進んでいる、公立岩瀬病院産科・婦人科診療棟は完成まで3カ月と迫り、16日現在の進捗率は87%で外部足場も撤去が始まり、「新しい生命の誕生する船」をイメージした建物外観が現れてきた。
 来年2月の工事完了に向け、現在は屋上防水、外壁タイル、外部サッシ取り付け、耐火・断熱被覆、内部壁建て込み、建具取り付けなどが完了し、天井・壁クロスや塗装仕上げ、電源・情報ケーブル、給排水配管、空調ダクト、設備機器設置などを施工している。
 現病棟との3階渡り廊下も連結し、白い防音シートで囲われた外部足場も、タイル工事の完了と共に今月から撤去が始まり、建物の外観が徐々に見てとれるようになった。
 今年11月末の進捗率は78・0%、12月末には93・3%を見込んでいる。
 須賀川市も「安心して産み育てるまちづくり」へ診療棟整備をサポートしており、病院入口に生命の誕生を見守るウルトラの母モニュメント設置したほか、これまで8個人・団体から寄せられた「地域医療を守る市民基金活用事業」2170万円を活用し、来年4月診療開始の公立岩瀬病院産科婦人科診療棟整備(3階渡り廊下情報・図書コーナー、新生児ベッドなど)の補助金として全額利用を先月末の記者会見で説明した。
 新診療棟は現外来棟南側の旧駐車場スペースに建設され、地上3階建て、延べ床面積約3971平方㍍。既存病棟と連絡通路で連結する。1階は玄関、受け付け、会計、治療室、約20台分の駐車スペースが設けられる。
 2階は産科・婦人科病棟のメーンとなり、婦人科・産科病室が各15床、新生児室、分娩室、陣痛室、授乳室など。3階は新生児集中管理室、産科・婦人科外来が配備され、NICU3床、GCU6床などを配備する。
 来春の診療開始に向けて県立医科大学から産婦人科医師3人、NICUとGCU担当の小児科医の増員、初期臨床研修医3人の常勤医師増の体制が整えられる。
 産科・婦人科診療棟の外来診療開始は来年4月3日からを予定しており、出産予約は問い合わせも含めて50組ほど。診療開始となる平成29年度の分娩は約550件を見込む。