特別警戒に合わせ模擬強盗訓練

信金鏡石支店

拳銃を突きつけ現金を要求する犯人役

 年末・年始の特別警戒期間に合わせて、須賀川署(斎藤佳史署長)は13日、金融機関に対する模擬強盗訓練を須賀川信用金庫鏡石支店で実施した。犯人役の警官が拳銃で威嚇するなど本番さながらの緊迫した訓練を通し、万が一の対応などを再確認した。
 訓練には須賀川署員をはじめ、須賀川地区金融防犯協会会員(管内金融機関職員)ら約30人が参加した。
 何気ない様子で銀行に入ってきた犯人役の署員が、拳銃を振りかざして利用者を人質に取り、ガソリンとみられる液体を店内にばらまくなど脅迫して現金を強奪し車で逃走した。
 職員らは非常通報ボタンの押下、警察との電話対応、逃走車両へのカラーボール投てき、人質になった利用者の保護など対応し、通報を受けて駆けつけた鏡石駐在所員らに防犯カメラ映像やメモを元に説明していた。
 訓練を受けて村山真生活安全課長が総括し、犯人に対する職員らの落ち着いたやりとりや適切なボタンの押下、人質解放後のフォローなど適切な対応を評価し、「まずはお客様の安全が第一、職員の皆さんの安全確保も大事です。万が一に備えての準備と心構えを今後ともよろしくお願いします」と講評を述べた。
 有馬正好鏡石支店長は「(犯人の)突然の大声に緊張し、訓練と分かっていても恐怖を感じた。非常時に備えて万全の態勢を整えていきたい」と話した。
 訓練終了後は支店駐車場を会場に、水入りカラーボールの投てき訓練を行い、車底やタイヤに薬剤が付着できるような効果的な投げ方など実践した。