身近な疑問や問題を”議論”

西袋中模擬議会

模擬議会で堂々と所信表明した市長の佐藤君

 西袋中(鶴巻弘士校長)の「模擬議会」は24日、同校で橋本克也市長、柳沼直三教育長らを迎え、地方自治を感じ、身近な問題に“議論”を展開した。
 今年から選挙の年齢が18歳に引き下げられたことから、10月に開かれた文化祭の3年生の発表の部で「須賀川市長選」を行い、3人の候補者を選出し、1人の市長を決めたため、今回の模擬議会となった。
 鶴巻校長が「高校生になっても心に残る名誉なことと思います。橋本市長は西袋中の大先輩でもあり、市長を迎えてどんな質問が飛び出すか楽しみです。数年後に選挙権を持つ時の成長にもつながると思います」とあいさつした。
 3年生96人が参加し、当選した佐藤心太君を市長に、質問議員に候補者の山崎優介君、遠藤涼君の2人、議長に田中智美さんらが務めた。
 市長の佐藤君は「はじめに橋本市長と同じ席に立ちうれしく思います」と述べ、「衛生費や市議会議員の歳出削減・農産物の需要出荷を目指す、環境汚染を防止し住みやすい市にする、全身全霊を込め取り組みます」と所信表明を述べた。
 質問議員の遠藤君から「環境汚染防止できれいにするのはどのような政策・方法ですか」と、山崎君から「具体的に農産物の出荷量増加をどのように目指すのですか」などの質問に、佐藤君は「市民の意識改善や農業従事者が学校を訪問し、気軽に参加できるようにする」など答弁した。
 また橋本市長に一般の質問として、溝井元輝君や柳沼昂希君が「なぜ市長になりたいと思いましたか」や「ゴミ収集問題として夜に行うのは可能ですか」などと尋ねた。
 橋本市長は「協働のまちづくりを思って立候補した。ゴミ収集は夜間働くことになるとコスト面なども検討する事になる。誰かのため(住む人、働く人、育てる人、訪れる人、企業)にも力を発揮し、選ばれる須賀川にし、市民の満足度を高めたい」と答えた。
 橋本市長は「佐藤君の所信表明はすばらしい。質問なども拝聴し、物事をいろいろな角度から見る目と考えることが大切。3人の主張があり、勝ち負けはあるが敗者のことも背負っていくことも大切である。お互いにこうした方がより良くなるような意見を取り入れてほしい」と総評し、佐藤君たちと握手を交わした。