月平均紹介率は39・5%

公立岩瀬

地域医療の充実を目指し開かれたオープンシステム総会

 地域医療の一層の充実へネットワーク構築と拡大を目指す公立岩瀬病院(伊東幸雄企業長)のオープンシステム委員会総会は10日、医療関係者ら約200人が出席してグランシア須賀川で開かれた。
 公立岩瀬病院が開放型病院としてさらなる機能を発揮し、地域医療機関と病診・病病連携を強化するため、地域医療の中核病院として機能を強化するために毎年開き、医療関係者らが意見交換している。
 これまで地域の145医療機関が公立岩瀬病院とオープンシステム登録をしており、昨年度の医療機関からの患者紹介件数は4059人、初診患者の月平均紹介率は39・5%、他病院(診療所含む)への逆紹介件数は4857人で月平均紹介率は47・2%となった。
 総会は伊東企業長、オープンシステム会長の三浦純一院長、高橋清二須賀川医師会長があいさつした。
 伊東企業長は病院として震災からの復旧・復興に一定の結果を得て、現在は5年、10年先の将来を見据えた展開を示していると説明し、8月にオープンした地域包括ケア病棟について紹介した。
 来年春オープンの産科・婦人科病棟は、今月末で進捗率が78%となり、県立医大からの医師派遣、福島病院との医療連携も含めて準備を進めていく考えを示した。
 三浦院長は震災以降も変わらぬ地域医療充実への関係者の理解と協力に謝辞を述べ、地域包括ケアについての勉強会を定期的に開いていることを紹介し、「この取り組みがこれからのまちづくりを支える大事なインフラとなると認識し、地域全体を支える仕組みづくりにつなげてまいりたい」とあいさつした。