
温もりと味を受け継ぐ
体力維持にトレーニング
昨年5月、 4代目社長に就任。 「お客様に親しまれるお店づくり」 を心がけている。
同店は大正2年、 肉屋として創業。 昭和60年に焼き鳥専門店として生まれ変わった。
伊藤さんは仙台の料理店で2年経験を積み、 21歳で家業に就いた。 店の経営全般と毎日の仕込み、 営業業務を行っている。 慣れない経営業務などは現在も父の仕事を見習いながら修行中だ。
お店の看板メニューである 「焼き鳥」 と 「鳥のもも揚げ」。 ボリュームのある焼き鳥は、 肉質、 味わいともに最高品質の岩手県産 「菜彩鶏」 を使用。 材料をさらに引き立てる評判の秘伝のタレも 「のれんに恥じないように受け継いでいきたい」 と話す。
特別な趣味はないが体力維持のためトレーニングを心がけているという。 休日は受験を控えた愛娘を家族でサポートしながら子ども中心に過ごしている。
「人と人との温もりを感じながら、 幅広い客層に支持され、 愛される専門店へ邁進したい」 と、 経営者としての凛とした意気込みと優しいお父さんの顔をのぞかせている。