12日に炎の一大絵巻「松明あかし」

松明あかし

五老山山頂にそびえ立ち、 本番を待つ本松明

 420余年の歴史を誇る須賀川の炎の祭典「松明あかし」は12日、翠ケ丘公園内五老山をメーンに各種イベントを開催する。10日現在で大松明や姫松明を含め全26本のうち、本松明15本が山頂にそびえ立ち、まつり本番まで残すところあと2日となった。
 松明あかしは天正17年、須賀川を治めてきた二階堂家の居城須賀川城を伊達家が滅ぼした合戦の犠牲者を弔うために始まり、現代まで市民らの手によって連綿と受け継がれてきた。今年度は松明をメーンに太鼓演奏やキャンドルナイト、ライブステージなど「動の炎」が織りなす一大絵巻を披露する。
 11日午後6時からは岩瀬八幡神社を会場に、前夜祭にあたる「八幡山衍義(えんぎ)」が催され、地元住民らが小松明を手に山頂の神社を目指し、太鼓演奏とともに旧合戦場の犠牲者を弔う。
 松明あかし当日の12日は、関連イベントとして正午からウルトラマンモニュメントの除幕式を公立岩瀬病院入り口などで行い、ウルトラの母、エース、タロウの3体が松明通りに新たな仲間入りをする。
 午前11時からはすかがわ地域交流促進プロジェクト委員会が翠ケ丘公園内花見広場で、「GO TORCH(ご当地)@イベント」を実施し、小松明や松明型LEDパネルづくり、グルメ出店の飲食コーナー、ライブイベントを行う。午後4時からはキャンドルナイトがスタートする。
 須賀川信用金庫本店営業部駐車場では午後1時から、おもてなし・イベント広場が始まり、小松明製作コーナーや甲冑武者との記念撮影、戦国鍋と松明スープふるまい、シクラメンなど鉢花と農産物販売を行う。
 須賀川一中・三中生の本松明行列は午後1時45分から、大松明・姫松明行列は午後3時から松明通りを順次出発。松明に点火される御神火奉受式と献吟は午後4時45分から二階堂神社で行い、岩瀬郡市陸上競技協会のランナーらが松明を手に五老山山頂を目指す。
 小松明行列は午後5時から妙見児童公園を出発、一般参加は午後5時半から見晴橋駐車場で受け付ける。
 午後6時から翠ケ丘公園お花見広場駐車場の特設ステージで、奥州松明太鼓保存会による演奏が始まり、午後6時半から大松明点火、武者仕掛け松明と城仕掛け松明は午後7時15分の点火を予定している。
 なお露店出店などのため会場となる翠ケ丘公園周辺道路は当日午後2時半から交通規制を実施するほか、今年も会場でのドローン飛行は禁止される。