ハンサム・ウーマン

No.29

にわせ ひかり庭瀬ひかりさん(22)

須賀川信用金庫事務部集中課職員 須賀川市向陽町


競技車いすで「いつか世界へ」 

「30秒の壁」を超えたい

 須賀川信用金庫事務職員と競技用車いす100㍍走選手の両立は厳しいが、 リオパラ大会の興奮を自分も東京でと、 気持ちを奮い立たせ日夜仕事に練習にと奮闘する。
 中学生で車いすマラソン初挑戦、 高校3年間はスラロームで全国大会に出場し国体の舞台も経験した。より活躍の場を広げようと100㍍走に転向し、 将来的には200㍍走も視野に、 週2、 3回は開成山陸上競技場などで練習に励んでいる。
 100㍍ 「T―51」 部門で日本記録32秒97を持っているが、 世界標準まで10秒以上の差がある。  
 世界に到達できる可能性が 「果たしてあるのか不安」 と話すも、 持ち前の負けん気で本人専用モデルの車いす調整やフォームチェックなど 「まずは大会で30秒の壁を超えてみせます」と目標を掲げる。
 仕事を終えてからの練習はハードな時もあるが、 「休日は遊びに行かずに、 午前中いっぱい寝ていることもありますね」 と笑顔。
 東京には間に合わないかもしれない。「それでもいつか世界へ」 の誓いは決してぶれない。