初の幼年消防クラブ指導者講習会

須地方公式消防組合

須賀川消防

人形を使い心肺蘇生とAED使用を体験

 須賀川地方広域消防組合管内防災機関連絡協議会は25日、管内幼年消防クラブ指導者を対象とした、初めての講習会を同組合で開き、1市3町2村の18クラブから23人が参加した。
 幼稚園・こども園や保育所における幼年消防クラブの結成は、幼年期から防火意識を育むことで防災意識の高揚と幅広い年代への意識啓発につながる活動として、全国的に広がりをみせている.
 当地方組合管内では須賀川市17、鏡石町3、天栄村2、玉川村1、浅川町3、古殿町1の計27クラブで1700人が加盟・活動しており、特に須賀川市では今年度12クラブを新設して、幼年活動の広がりをみせている。
 同日の講習会は幼稚園や保育所の教員を対象に、幼年クラブにおけるリーダー育成を目的に初めて開かれ、指導者の心構えをテーマとした講義と、4種類の消火活動の実技・体験コーナーを受講した。
 初めに今泉一二消防長が「各クラブの指導者として今日の活動成果を活かし、幼少期からの消防意識の高揚につなげてください」とあいさつした。
 実技・体験コーナーでは、室内でのスモークマシンに挑む「煙体験・通信見学」、県内に1台しかない消火実験車などを体験する「水消火器」、地震に対する心得を学び起震車に乗る「地震体験」、心肺蘇生法とAED利用の「心肺蘇生」の4コーナーに分かれ、消防隊員らの指導を受けながら適切な消防・救急活動に理解を深めた。
 水消火器では消火実験車で映し出される油からの出火映像に消火器から消火剤を振りかける活動に挑戦し、適切な初期消火の方法と対応を学んだ。
 参加者からは「子どもたちの消防意識を高めるために、今日の体験を役立てていければと」の声が聞かれた。