ハイジャックに備え迅速な対応訓練

空港訓練

事件発生時に情報の収集や連絡体制をとる職員

 福島空港保安委員会構成機関、県警本部、須賀川署、石川署が参加する航空機不法奪取(ハイジャック)事件を想定した対応訓練は24日、同空港ターミナルビルで行われ、有事に備えて関係機関が防犯体制の強化を図った。
 同空港事務所、東京航空局福島空港出張所、全日空福島空港所、福島空港ビル、パシフィック、共栄セキュリティーサービス、県警本部、須賀川署、石川署などの関係機関から約70人が参加した。
 訓練はハイジャック機が同空港に着陸した場合を想定し、事件の速やかな解決を図るため、警察など関係機関との連絡体制及び事件発生時における処理体制を確立し、迅速かつ適切に対処することが目的。
 想定は午後4時50分大阪伊丹発札幌行の国内便が、航行中の上空で凶器を持った男にハイジャックされ、行き先を変更するよう要求。午後6時50分に東京航空局福島空港出張所(CAB)より、ハイジャック機が福島空港に着陸することが決定したとの連絡が入った。
 同出張所から通報を受けた福島空港事務所が、110番、119番、空港保安委員への事件発生の通報連絡、同空港事務所入り口に対策本部の看板を設置するなど一連の対応を確認した。
 空港事務所長室で対策会議が行われ、空港閉鎖を決定、空港入り口3カ所に警察官2人ずつ配置されパトカーなどが配備された。
 本田伸一所長は「平成5年開港以来、初めての夜間訓練でした。人数が少なくなる時間、正確に伝えられるか、情報を共有し、的確にできるか、いつ、どこで、何が起こるか分からないので、危機感を持ってもらう、欠かせない訓練です」と総括した。