天栄村で県中地方総合防災訓練

防災訓練2

負傷者を簡易担架で運ぶ救助訓練

 天栄村主催、県中地方振興局共催の県中地方総合防災訓練は23日、村消防団や村自主防災組織連絡会などから約1000人が天栄中グラウンドなどで行われ、災害発生に備え、関係機関の連携を図った。
 関係機関や地域住民が一体となって大規模な災害が発生した場合の応急対策活動の習熟を図るとともに、連携強化、自助・共助により住民主体の地域防災力の向上を図ることが目的。
 服部晃村消防団長が統監の添田勝幸村長、に訓練開始を申告し、災害対策本部設置訓練、高所救出・消火、障害物除去、炊き出し、山林火災などの訓練を行った。
 大型台風の直撃や震度6強の地震の発生で、各地域では土砂災害、建物崩壊、火災などにより、多数の被災者が発生したことを想定した。
 天栄中校舎の火災を想定した避難訓練では、生徒ら約150人がマスクやハンカチで口をふさぎながら校舎からの避難を迅速かつ真剣に取り組んだ。
 屋上に取り残された人の救助では、消防防災ヘリコプターによる吊り上げ救出を行った。
 初期消火訓練は火がつけられた小屋に向かって、自主防災組織や地域住民、消防隊が協力し合いバケツリレーで消火した。
 倒壊家屋の行方不明者捜索・救出訓練では、災害救助犬が行方不明者を見つけ出し、救助隊がチェーンソーで周囲の障害物を除去し、ジャッキやブロック、角材などを利用した救出活動、救急車到着までの応急手当を行った。
 そのほか起震車・消火訓練車体験、応急手当体験、自衛隊車両見学、防災グッズなどの展示、災害救助犬の紹介・触れ合い、煙の体験などのコーナーが設けられ、村民らは防災に対する認識を新たにしていた。