古代ロマンに思いはせる

虚空蔵遺跡

古墳時代の建物跡説明を聞く参加者たち

 須賀川市前田川地区ほ場整備事業に伴い新たに発見された「虚空蔵(こくぞう)遺跡」発掘調査現地説明会は15日開かれ、地元の歴史愛好家らが古墳時代後期から中世にかけての発掘物について説明を受けた。
 虚空蔵遺跡は市指定史跡の大塚古墳や和田の大仏近くの塚畑古墳の間に位置し、阿武隈川流域の集落と考えられている。
 6世紀代の古墳時代後期とみられる竪穴住居跡のほか、鎌倉後半から南北朝時代の溝跡や掘立柱建物跡などが確認され、市文化振興課職員が遺跡の詳細などについて説明した。
 ほかにも下駄や漆器椀など木製品、古瀬戸瓶子や小皿の1部、古銭など出土品も合わせて展示され、参加者らも古代ロマンに思いをはせながら、熱心に説明を聞いていた。