須賀川市文化の日表彰者を発表

 須賀川市最高の栄誉賞、平成28年度文化の日表彰式は11月2日午前11時からグランシア須賀川で開かれる。橋本克也市長は5日、市役所仮設庁舎で記者会見し、表彰者・団体を発表した。
 昭和29年度からスタートし、地方自治や産業の振興、教育・文化の興隆、社会福祉の増進など各分野において永年にわたり尽力し、市勢の伸展に功労のあった個人・団体を表彰している。
 今年度は健康福祉功労が須賀川市民生委員推薦会委員の青木一浩氏(79)=小作田=、産業功労は元商工会議所会頭の長谷部一雄氏(72)=福島市松木町=、教育功労が博物館協議会・歴史民俗資料館協議会長の西間木俊夫氏(80)=森宿=の3人。
 健康福祉功労の青木一浩氏は昭和63年8月に知的障害者更生入所施設「宇津峰十字の里」を設立し園長に就任、平成5年からは同施設運営主体の社会福祉法人福音会の理事長として、知的障害厚生通所施設をはじめ、知的障害者グループホーム、特別養護老人ホームなど施設整備を先進的に行った。特に知的障害者の就労を支援するなど居場所確保に力を注いだ。今年8月に勇退するまで23年にわたり市の障がい者福祉施設の推進に大きく寄与した。
 産業功労の長谷部一雄氏は平成16年11月に商工会議所常議員に就任、副会頭を経て22年3月から27年10月まで11年間会頭職を務め、市商工業の振興と経済の発展に大きく寄与した。須賀川物産振興協会長、須賀川牡丹園保勝会評議員、須賀川観光協会長として市の観光物産振興に尽力し、公立岩瀬病院企業団議会議員はじめ市各種審議会委員を務めるなど幅広い分野で活躍した。16年6月から25年12月まで須賀川信用金庫理事長、26年1月から27年10月まで同金庫会長を務めた。
 教育功労の西間木俊夫氏は市立博物館・歴史民俗資料館協議会長をはじめ博物館友の会長、古文書研究会副会長、史談会理事として市民に対し市の歴史文化について理解を広めるとともに、地方史研究のための資料整備に尽力し、文化振興に大きく寄与した。平成14年1月からは博物館友の会学習会講師として市原多代女、藤井晋流など近世の須賀川俳壇関係資料の読解と講義を行い、「矢部本、すががさ日記」、「たよ女自筆 江戸案内」などの影印・復刻本を自費出版するなど近世文学史研究に対しても多大な貢献をした。