10月29日「大地を受け継ぐ」上映

 原発事故が福島・須賀川の農家にもたらしものは何だったかを描いたドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」は、29日午前10時半と午後1時半の2回、市文化センターで開かれる。午後3時からは井上淳一監督のトークショーを実施する。
 上映会まで1カ月を切り、上映する会の若杉縷縷共同代表ら7人は3日、市役所仮設庁舎を訪れ、橋本克也市長と柳沼直三教育長と懇談し、当日の来場を呼びかけた。
 原発事故発生から12日後に農業の未来を悲観して自ら命を絶った実在の須賀川市の農家にスポットをあて、彼の跡を継いで農業の道を選んだ息子らの思いを県外の学生らがインタビューした。
 若杉共同代表らは「原発事故を忘れない、忘れさせないためにも須賀川の地で上映会を開く意義があると思います」とし、多くの来場に期待を寄せた。
 橋本市長は今でも放射能に不安を感じている人は多いがと前置きし、「この地で生産しているものが、あの当時のままではない、安全なものを作っているということを、多くの方に知ってもらう、その思いが伝わる映画であってほしいと願っています。前向きな取り組みが未来への展望となれば」と語った。
 上映会前売り券は大人1000円(当日200円増し)、高校生・大学生・障がい者500円。中学生以下無料。
 問い合わせは「大地を受け継ぐ」を須賀川で上映する会事務局(℡090―9030―1794)まで。