フロンティア

No.10

わだ もりお和田守央さん(30)

和田農園 鏡石町五斗蒔町


トマトの新ブランド確立へ

甘味と食感守る試行錯誤の日々

 

 大学卒業後、 会社勤務を経て24歳の秋から農業に。 「やっぱり農家が好きなんですよね」 と白い歯を見せる。
 現在も稲作中心に汗を流すが、 米価急落を受けて家族と将来について話し合い、 「経営」 を最優先に考え野菜作りにも取り組んでいる。
 フルーツトマト 「プチぷよ」 との運命的な出会いは3年前。 種屋に進められるままに一口食べ 「これ、 すごいな」。 驚きの甘味と食感に即、 栽培を決めた。
 糖度が10度以上と高く、 赤ちゃんのほっぺのようにデリケートな皮を守るため、 木酢を撒いて虫を防ぎ、 遮光ハウスを建てるなど試行錯誤の毎日が続く。
 今年はようやく約200平方㍍のハウス一棟で栽培が成功しつつあり、 産直所出荷以外に東京での販売会にも参加できた。
 商工会の特産品 「牧場の朝のまちジェラート」 の新味仲間入りへ商品開発も鋭意進行中。 町内のピザ店にも材料提供している。
 市場流通も発展途上のトマトなので、 「少しでも早く自分のブランドとして確立出来れば」 と意欲を見せる。