今もかがやき

No.8

まじま しょういちろう真島鐘一郎さん(77)

須賀川市旭町


ミシンひと筋60年

お客様の喜ぶ顔が励みに


 高校卒業直後から家業のミシン店で働くようになった。 当初は、 宇都宮のシンガーミシン工場に研修に行き、 ミシンの組み立てを学んだ。 組み立てを覚えたことにより、 修理の仕方も必然的に身に付き、 販売活動と並行して修理も重要な仕事のひとつとなって行った。
 現在ではミシンを修理できる人が数少なく、 市内はもとより県中・県南の小・中・高校のメンテナンスを引き受けているほか、 顧客からの修理依頼などで充実した日々を過ごしている。 「故障は、 ほぼ直せる。 お客様の喜ぶ顔を励みに85歳までは現役」 と意欲も語る。
 私生活では19年前に胃がんを患い、 胃を全摘出。 以後健康に留意しての毎朝夕の散歩のほか、 身体に良いと言われることは進んで行うと言う。 趣味は茶道や詩吟、 芸術鑑賞、 読書と何に対しても好奇心と興味を持ち、 前向きな姿勢は家族からも高評価だ。
 現在は夫婦2人暮らし。 毎夜開かれる節子夫人との囲碁対局は 「暇つぶし」 と笑う姿に、 優しさがにじみ出ていた。