フロンティア

No.6

ひろた ゆういち広田雄一さん(37)

広田熔接工業 須賀川市木之崎


除染機材再生でふるさと貢献

熔接業の新たな挑戦へ

 手の届く範囲で最大限の効果を―家業の熔接業と自身の発想を組み合わせて、 除染機材の修理・買い取り・販売や農機具の出張修理など新たな分野への挑戦を始める。
 木之崎で金属加工を営む広田熔接工業の2代目。 震災と原発事故を受け、 「小型放射能汚染水除去システム開発」 で県経営革新24年度承認を取得、 新たに除染業務に取り組んだ。
 それから5年。 除染組合での業務を通して、 関連機械の修繕を求める声が多い点に着目し、 熔接業を活かした修理・買い取りのほか、 修繕し機能を高めた機械の販売が 「これからの成長分野だ」 と期待を寄せる。
 地元の長沼商工会とも連携し、 除染機材の修繕・販売について、 改めて県経営革新承認を申請し、 出張修理に対応する、 移動型の溶接機械も購入した。
 除染機材の修理・再生・販売は 「これからの福島再生へ欠かすことのできない分野」 と、 熔接業ができる新たな地域貢献へ挑戦を続けていく。
 家族は妻と息子1人。 5年ぶりに釣りを再開したいとも。