フロンティア

No.1

しだら てつや設楽哲也さん(36)

設楽農園 須賀川市西川


会社員、教師を経て農業へ

 教育大学卒業後、全日空(ANA)に勤務。都会での生活を送っていたが、家族の病気を機に須賀川市に帰郷。小学校の教師をしながら家業の農業を手伝っていた。そして7年前、教師を辞め代々続く専業農家を継いだ。

農業を魅力ある職業に

 米とキュウリの栽培を主としていたが、農閑期の早春にウドなどの山菜、冬にネギを導入し、年間を通して営農できるようにした。

 農家仲間との共同出荷の体制づくりなど、栽培技術や経営、販売方法などについて日々研究を重ねる。

 「農業はどちらかと言えば敬遠される職業。魅力ある職業にしたいですね」と満面の笑みを浮べる。

 農業の良さや楽しさを知ってもらいたいと、子どもたちを対象にした「食育」講座を須賀川市をはじめ郡山市、福島市でも開催。さらに農業高校生をインターンシップとして受け入れ、体験を通して農業の良さを伝えている。

 夜は自宅で学習塾を開き、子どもたちを指導する熱血漢。

 「農業」も「塾の講師」も全力投球の姿が、とても印象的である。